【第6話】友人たちが遊びに来ました【あつまれ どうぶつの森】
友人の「おえらし」と「ちゃりてぃ」が、ランゲルハンス島に遊びに来た。
(左:おえらし、右:ちゃりてぃ)
彼らも学生時代からの友人なのだが、二人とも最近仕事をやめて無人島生活を始めたらしい。
僕らはみんな、似た者同士なんだ。
これは余談だが、彼らの島の名前は、両方とも「こんぺい島」だ。
これは、二人が同じ島に住んでいる、と言う意味ではなく、二人とも自分の島に「こんぺい島」という名前をつけた、ということである。
いくらでも選択肢があるのに、たまたま「こんぺい島」と言う名前が被ったのである。
実にダッサい話である。
二人を家に招待した。
ハンモックだ!と叫びながらひとしきり家の中を走り回った後、すぐに出ていった。
友達の家で走り回るな。
家の隣の浜辺で遊ぶことになった。
フィールドフラッグという遊びをご存じだろうか。
笛の合図で競技者が一斉に走り出し、目標のフラッグを先にゲットしたものが勝ち、という遊びだ。
※参考画像
フラッグ代わりの景品を僕の方で準備して、二人にフィールドフラッグをしてもらうことになった。
上の方にあるメガネの形をしたものが景品だ。
笛の合図は、今回はクラッカーで行うことにした。
よーーーーい。
ドンッ!!!!
うぉぉぉおおおおおおお!!!
おえらし選手の方が若干速い!
接戦だが、ちゃりてぃ選手の方が一歩遅れてるようだ!
果たして、勝負の行方は、、、、。
ちゃりてぃ選手の勝利!!!
おえらし選手は、何故かそのまま景品の遥か向こうまで走って行ってしまった。
風だった。
ルールを分かってなかったんだろうか。
何はともあれ、ちゃりてぃ選手が景品を獲得したので、早速着用してもらった。
くそダサい。
それからは、逆に僕がみんなの島に遊びに行ったりもした。
鬼ごっこやかくれんぼをして遊んだ。
こうやって、友人と走り回って遊ぶのも、いつぶりだろうか。
気持ちの良い汗を流した。
将来、僕らがどうなってるかなんて分からない。
いつかはまた日本に戻って、また満員電車に飲まれる日々が待ってるのかもしれない。
もちろん辛いことだけでなく、楽しいこともあるだろう。
それでも、今夜ほど楽しい夜は、この先、無いんじゃないかと思った。
そんな夜だった。
そういえば、おえらしが家の裏で桃太郎をかくまっていた。